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Scoliosis Research Society
SRS: Scoliosis Research Society

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脊柱変形の患者の最適なケアに捧げ

脊柱変形とは何ですか?

Normal Spine Waistline asymmetry and body shifted to the right A prominence on the back Normal appearance when viewed from the side
Figure 1A: Figure 2B: Figure 2A: Figure 2B:
図1A 正常 図 2B 正常 図2A 側弯 図 2B 過後彎と過前彎

側弯は一般的に、10°以上の異常な側方への弯曲と定義されます。体幹を背中側から見ると、正常な脊椎は真っ直ぐにみえます(図1A)。しかし、側弯の場合、一側への、あるいは左右への弯曲が目立つようになります(図1B)。体幹が片側に傾斜しているようにも見える場合もあり、姿勢の悪さと混同してはいけません。

側弯には、機能的なものと構築的なものがあります。機能的な弯曲とは、体の位置を変えることにより出現するものであり、例えば、人が片方の膝を曲げ、骨盤を傾け、左右非対称的に立てば、脊柱弯曲が生じます。しかし、膝を伸ばし骨盤を床と水平にすると、その弯曲は消失します。このような弯曲が機能性側弯です。一方、構築的な弯曲では、その中に固い部分があり、体の位置や向きを変えても、弯曲が消失しないものを言います。従って構築的弯曲のほうが臨床的にもより重大な意味を持ちます。

体幹を横からみたとき、正常脊柱には生理的弯曲があります。胸椎部には正常でもある程度の円背、あるいは後弯があり、腰椎部には前方への弯曲、つまり前彎があります(図2A)。胸椎部の円背が高度になれば、過後弯と呼び、一方、前方への弯曲が増せば、過前弯と言います(図2B)。側弯がある場合、側方からみた脊柱弯曲に異常を伴いことが少なくありません。特に成長期の側弯では、正常な胸椎後弯が減弱することが比較的よくあります。