Attention:

close

Please note that the SRS Administrative Offices will be closed Thursday, November, 22, 2018 and Friday, November, 23, 2018. Thank you.

MENU
Scoliosis Research Society
SRS: Scoliosis Research Society

Scoliosis Research Society

脊柱変形の患者の最適なケアに捧げ

側弯の一般的な質問事項

What is Scoliosis?
側弯とは何ですか。
脊椎には通常、生理的な弯曲が存在します。この弯曲で、われわれの肩はなだらかに丸みを帯び、腰椎部は前方に反り返る状態になります。しかし、時に脊柱全体が側方に弯曲しながら捻れることもあります。このような弯曲は悪い姿勢というようなものではなく、いくら姿勢を正しくしようとしても改善されません。  側方に弯曲する脊柱を「側弯」と言います。レントゲン画像では側弯のある脊柱は正面から真っ直ぐではなく、S型かC型の弯曲になっています。それにより肩や腰のラインが左右非対称となります。また椎骨の回旋が生じていることが多く、そのために左右の肩幅に明確な差が生じることもあります。

側弯は症状を表す医療用語であって、疾患の名前ではありません。80%以上の症例で原因が不明です。このような症例は「特発性」と呼ばれますが、別の言い方をすれば「原因不明」という意味にもなります。思春期の女子に好発します。0-3歳は乳幼児側弯症、4-10歳は若年発症側弯症、11-18歳は思春期側弯症、18歳以上は成人側弯症と分類されます。脊柱変形を生じる病態としてはっきりわかっているものには、脊柱の先天性の形態異常による先天性側弯症、神経筋原性側弯症、遺伝性疾患などがあり、その他多くの原因があります。側弯は重いものを持つ、激しい運動をする、立位姿勢や寝た時の姿勢、わずかな下肢の長さの異常により生じることはありません。 

What is Scoliosis?

自分は側弯症?
あなたが側弯症であるかどうかの判断は、医師の診察を受け背中を診てもらうことがベストでしょう。診察は、まずリラックスした状態でまっすぐ立ち、医師は背中を診察します。脊柱の弯曲がないか、肩のバランスはどうか、ウエストラインの左右差がないか、そして頭と骨盤の中心にずれがないかなどを調べます。次に前かがみになってもらい、側弯があれば脊柱は回旋しているため、肋骨レベルと、腰のレベルで左右の高さに差がないかどうかを診察します。このシンプルな診察を行った後、頸椎から骨盤までの正面と側面のレントゲン写真でその大きさを測定して診断します。側弯を認めた場合は、側弯の角度とその病態などを説明します。

どのような治療方法がありますか?

  1. 経過観察
    思春期などの成長期であっても側弯の角度が小さい場合や、成長終了後で40°から45°以下の中等度の側弯の場合には経過観察となります。成人の場合には、症状がごく軽度でる、あるいは側弯がそれほど大きくない場合には経過観察や理学療法が選択されます。
  2. 装具療法
    側弯の角度が、25°から45°で成長期である場合に適応となり、成長終了まで側弯の進行を防ぐことを目的として行われます。装具療法の目的はあくまでも、進行の予防であり、側弯を矯正することではありません。
  3. 手術治療
    手術治療の適応は一般的に50°を越えた思春期と成人の患者さんとなります。 成人の患者さんでは、側弯が外見上かなり目立つ、側弯により何らかの症状がある場合に手術適応となり、側弯を矯正し進行を予防することが手術療法の目的となります。一般的には金属製インプラントを使用し、脊椎にアンカーとなるインプラント(スクリューやフックなど)を設置し、それらをロッドで連結して矯正します。これらのインプラントは矯正固定して骨移植を行った範囲の脊椎が骨癒合するまで保持する役割を担います。